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Dateクラス
まず日付を扱うDateクラスの使い方について確認していきます。
Dateクラスは組み込みクラスとはなっていない為、Dateクラスを使うにはまずプログラムファイルの中で次の一文を記述する必要があります。
require "date"
Dateクラスのオブジェクトを作成するには「new」メソッドを使います。
Date.new([year[, mon[, mday[, start]]]])
暦日付に基づくDateクラスのオブジェクトを作成します。引数は順に年、月、日となっています。月は1から12、日は1から31の範囲で指定します。
なお最後の引数はグレゴリオ暦をつかい始めた日をあらわすユリウス日を指定します。省略した場合は「ITALY (1582年10月15日)」が設定されますが取り合えず気にしないでいいかと思います。
実際の使い方は次のようになります。
require "date" d = Date.new(2007, 5 ,30)
上記の場合は「2007年5月30日」と言う日付を表すDateクラスのオブジェクトを作成します。
本日の日付のDateオブジェクト作成する
年月日を指定してオブジェクトを作成する代わりに本日の日付を元にしたDateクラスのオブジェクトを作成することが出来ます。Dateクラスのオブジェクトを作成するには「today」メソッドを使います。
Date.today([start])
引数は「new」メソッドの最後の引数と同じくグレゴリオ暦をつかい始めた日をあらわすユリウス日を指定します。
実際の使い方は次のようになります。
require "date" dt = Date.today
サンプルプログラム
では簡単なサンプルで試してみます。
#! ruby -Ks require "date" d = Date.new(2007, 2 ,4) print(d, "¥n") dt = Date.today print(dt)
実行結果は次のようになります。
( Written by Tatsuo Ikura )