loopメソッド
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「loop」メソッドはKernelクラスで用意されているメソッドです。無限ループを行います。Kernelクラスのメソッドですので組み込み関数のように使用することが出来ます。
「loop」メソッドは次のように使用します。
loop{ 実行する処理1 実行する処理2 }
「loop」メソッド「{」から「}」までの処理を実行します。「loop」メソッド自身に繰り返しを終了する条件は指定できませんので、実行される処理の中で繰り返しを終了するための何らかの処理が必要です。
具体的には次のように使用します。
num = 1 loop{ print("num = ", num, "¥n") num += 1 if num > 10 then break end }
上記の場合、変数「num」に格納された値を繰り返し処理の中でチェックして「10」を超えたら「break」によって繰り返しを抜けます。(「break」については後のページで解説します)。
サンプルプログラム
では簡単なプログラムで確認して見ます。
#! ruby -Ku num = 1 loop{ print("num = ", num, "¥n") num += 1 if num > 10 then break end }
上記のプログラムを「test8-1.rb」として保存します。文字コードはUTF-8です。そして下記のように実行して下さい。
( Written by Tatsuo Ikura )