変数名
変数はプログラムの中で1つしか使用できないわけではなく、複数の変数を同時に使用することが出来ます。そこで変数を区別するために変数にはそれぞれ変数名を付けます。
変数(ローカル変数)に名前を付ける時は次のルールに従います。
1) 1文字目は英小文字かアンダーバー(_) 2) 2文字目以降は英数文字、アンダーバー 3) 予約語は使用できない
1文字目はアルファベットの小文字かアンダーバーしか使用できませんが、2文字目以降はアルファベットの大文字も使用可能です。
例として次のような変数名が使用できます。
num nameProduct _number background_color sales2008
またRuby予約語としては次のようなものがあります。
BEGIN class ensure nil self when END def false not super while alias defined? for or then yield and do if redo true begin else in rescue undef break elsif module retry unless case end next return until
これらは既に別の用途が割り当てられた識別子ですので、変数名としては使用できません。
変数名自体は規則に従っていれば好きな名前を付けることが可能ですが、なるべく格納されるオブジェクトがどんなものなのか分かりやすい変数名を付けましょう。例えば年齢を表す数値を代入する変数には「old」とか「nenrei」などを付けておけば後でプログラムを見た時に分かりやすくなります。
サンプルプログラム
では簡単なプログラムで確認して見ます。
#! ruby -Ku sales2007 = 8000 back_ground_color = "red" _width = 100 _height = 80 print("sales2007 = ", sales2007, "¥n") print("color = " + back_ground_color + "¥n") print("width = ", 100, ",height = ", _height, "¥n")
上記のプログラムを「test2-1.rb」として保存します。文字コードはUTF-8です。そして下記のように実行して下さい。
( Written by Tatsuo Ikura )