変数に対する演算
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変数のオブジェクトを代入した後であればオブジェクトに対する演算と同じように変数に対して演算を行うことができます。次の例を見てください。
num = 10 sum = num + 20
上記ではまず変数「num」に数値の「10」を代入しています。次に変数「num」と数値の「20」を加算しています。この時、変数「num」は数値の「10」を指し示していますので、結果として「10 + 20」の結果である「30」と言う数値を変数「sum」に代入しています。
このように変数に対する演算は、変数に代入されているオブジェクトに対して演算しているのと同じです。
同じように変数と変数の演算も行えます。
num1 = 10 num2 = 8 num3 = 15 sum = num1 + num2 + num3
上記の場合は変数「sum」に「33」と言う数値オブジェクトが代入されます。
サンプルプログラム
では簡単なプログラムで確認して見ます。
#! ruby -Ku num = 10 calc = num + 20 print(num, " + 20 = ", calc, "¥n") num1 = 10 num2 = 8 num3 = 15 sum = num1 + num2 + num3 print(num1, " + ", num2, " + ", num3, " = ", sum, "¥n")
上記のプログラムを「test5-1.rb」として保存します。文字コードはUTF-8です。そして下記のように実行して下さい。
( Written by Tatsuo Ikura )